一日一日の積み重ねが未来をつくる。TYO執行役員が考える、新入社員に大切にしてほしい姿勢

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  • 石川 竜大

    石川 竜大

    Producer

1976年生まれ、栃木県出身。 CM制作などを中心に、映画、TV 番組、MV、コンテンツ制作など幅広い映像制作を経験。2013年TYOに入社。 様々な映像制作の経験から、分野に囚われない制作環境をプロデュースできることが自分の持ち味。 新しい案件でもポジティブにチャレンジし、案件に関わる全ての人がHappyになる現場を作ることを心がけています。

個性豊かな社員が揃うTYOでは、新人のキャリアについてどう考えているのだろうか? また、昨今テレビ離れやCG技術の進化など、映像制作を取り巻くさまざまな変化が起きている中で、若手に期待することは何なのだろうか──。今回は、TYOの執行役員を務める石川竜大に、新人に大切にしてほしい姿勢について話を聞いた。

趣味で出会った映像がきっかけで

1976年生まれの石川は、高校時代からスケートボード、スノーボード、サーフィンに興味のある当時よくいた横ノリ好きの若者だった。当時は、アメリカのスケートビデオが本当に新しく素晴らしい作品が作られた時代でもあった。(Spike・JonzeがGARLやCHOCOLATEのビデオを監督していて画期的だった!)スケーター達がSonyのVX1000や、DVカムカメラを持ち歩き仲間を撮影して作品にしている様に憧れ、仲間とのサーフィンやスケートボードなどを、自分の趣味を記録として残し始めたのが映像にふれた最初だった。「映像を始めたい」ではなく、「好きなものを映したい」という手段としての映像との出会いだった。就職活動はせずに、大学卒業後もアルバイトをしながら好きなことに明け暮れる毎日だったという。

だが、知人の紹介をきっかけにとある映像制作会社へ入社することに。そこでアシスタントからキャリアをスタートして、プロダクションマネージャー、プロデューサーとしての経験、映画制作などの経験を経たのち、2013年にTYOへ入社した。入社してからは、CM映像はもちろんのこと、ミュージックビデオやウェブムービーなど、幅広い映像をプロデューサーとして作り上げてきた。

新人は「とにかく失敗する勇気をもつこと」

現在石川は、TYO driveでエグゼクティブプロデューサーを担当しながら、執行役員としてTYOの経営にも携わっている。全社のKPIを作成したり、新人の研修プログラムを開発したり。さまざまなプロジェクト、そして人を見てきた石川が、新人に若手時代に大切にしてほしい姿勢とは何なのだろうか。

それは、「とにかく失敗する勇気をもつこと」だと石川は語る。TYOでは新卒で入社するとPMのアシスタントからキャリアがスタートするが、新人時代はきっと「自分が何をやっているかわからない」ほど忙しいと思うと石川は言う。びっしり詰まった制作スケジュール、先輩からの指示、次から次へとやってくる目の前のタスクに追われてしんどくなることもあるだろう。

けれども、そんな中でも自分で決められることを決めていく。そして、ひとつずつ責任を持ってやり抜く。失敗を恐れず、やらずに後悔するよりもやって後悔をする。そういった、「自分で決めてやり抜いた」経験が、成功体験として蓄積されることでのちにプロダクションマネージャーやプロデューサーになった時に必ず自分の厚みになってくる。

プロジェクトによって、仕事をする相手、商品、シチュエーションが全く異なるコンディションで現場を進行をおこない、都度最適を決めていく映像制作の仕事では、「実感をともなった経験」が何よりも糧になるのだ。

石川は現在、プレイングマネージャーとして新人と一緒に仕事をすることもあるという。そして彼は、新人の失敗に対して怒ることは決してない。ナイスファイトを讃え、どうすれば次は失敗せずに済むかを一緒に考える。なぜならその失敗が自分自身を作ってくれたという自覚が石川自身にもあるからだ。

一日一日の積み重ねが未来をつくる

「早く一人前になりたいです」。石川は、そんな言葉を新人から投げかけられることも多いという。そしてそんな時、石川は自身の若い頃を思い出す。彼自身も、とにかく早くプロデューサーになりたいと息巻いていた時期があった。プロデューサーになってからも、思うように仕事が取れなくて悩んだこともあった。けれどもそんな時こそ、石川は「一日一日の積み重ねだ」と思っていたという。人より早く物を届けられる、誰よりも早く会社に来る。どんな小さなことでも、自分にできることを毎日積み重ねていく。

時には、目標とする場所への遠さに絶望することだってあるかもしれない。けれど、どんな人にも簡単な近道など存在しない。プロデューサーとは特殊技術を必要とするものではないからこそ、毎日の努力が花を咲かせる仕事なのだ。精神論のようだけれど、本当なんですと石川は笑った。

映像世界のチャンスは本当に増えている

だからこそ、石川は新人に「まずはやめないで頑張ってほしい」と思い続けているのだという。夢を持ち、日々を丁寧に積み重ねていたら、チャンスの数は多い職場である。テレビCMだけでなく、映像の幅は確実に増えている。アイデア次第でジャンルを超えた映像制作を経験することも可能だし、自分たちで新しい映像技術を開発することだってできる、可能性がどんどん広がっている業界だ。

Interview

インタビュー

自分らしく働くとはどういうことなのか、
TYOで働く先輩たちにインタビューをしてみました。

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