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2025.03.18

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第5回 TYO学生ムービーアワード受賞作品発表!金賞は長岡造形大学 奥村百絵さんの『多目的の住人』

株式会社TYO(本社:東京都港区、代表取締役社長:早船浩)は、第5回「TYO学生ムービーアワード」の表彰式を、3月17日(月)に赤坂インターシティコンファレンスにて開催し、最終ノミネート5作品の中から受賞作品を発表いたしました。

【上段】左から審査員 佐藤渉(TYO) 、浜崎慎治さん(CMディレクター)、松丸亮吾さん(謎解きクリエイター)、早船浩(TYO)、別所哲也さん(国際短編映画祭代表)、金野 恵利香(TYO)、松井 一紘(FIELD MANAGEMENT EXPAND) 【下段】左から銅賞 林瑠奈さん、銀賞 阿部瑞樹さん、金賞 奥村百絵さん、審査員特別賞 並河和さん、銅賞 河合琉嘉さん

第5回目となる本アワードでは「ひみつ」というテーマで、学生が自由に制作した60秒のショートフィルムを募集したところ、生成AIなどの先進技術を活用する作品もみられ、若い世代ならではの鋭い感性から生まれた創造性豊かな作品が数多く寄せられました。

最終ノミネート作品を選出するにあたり、特別審査員として俳優で国際短編映画祭代表の別所哲也氏と、今回のテーマである「ひみつ」にも造詣が深い、謎解きクリエイターの松丸亮吾氏に参画いただきました。最終ノミネート5作品の中から金賞は『多目的の住人』 長岡造形大学 奥村百絵さん、銀賞は、『カイブツ』 東京俳優・映画&放送専門学校 阿部瑞樹さん、銅賞は『実』 日本大学 河合琉嘉さん、『「秘密葬礼サービス」』日本大学 林瑠奈さん、審査員特別賞は『ジーンズ』 日本大学 並河和さんに決定しました。

表彰式当日は別所哲也氏による司会進行のもと、盛況のうちに閉式しました。また、当アワードの主催社代表の早船は次のように総評しました。『たくさんの作品を見させてもらい、映像表現は無限だと感じました。また「ひみつ」を表現するためには、「ひみつ」でなくなる瞬間をいかに描くかが大切という新たな発見もあり、毎年テーマに沿って楽しい表現があることは映像をプロデュースする会社としてとても嬉しいです。映像制作の仕事は本当にやりがいのある仕事ですので、是非学生のみなさんに将来の映像業界を盛り上げていってほしいと思います。』

第5回 TYO学生ムービーアワード 受賞作品詳細

金賞『多目的の住人』
長岡造形大学 造形学部 視覚デザイン学科 3年
奥村 百絵(おくむら もえ)

【受賞コメント】
映画制作の資金集めを目的に応募したので、賞金の100万円が嬉しいです。ありがとうございます。実際に清掃員のアルバイトをしている中で、トイレにピザ屋の配達員が入ってきたときに、トイレに人が住んでいたらおもしろいと思ったことから着想を得ました。これから1年間かけて、自分が普段考えていることや社会に対して思っていることを卒業制作として映画を作りたいです。


銀賞『カイブツ』
東京俳優・映画&放送専門学校 総合芸術科
映画監督・シナリオ専攻 3年 
阿部 瑞樹(あべ みずき)

【受賞コメント】
「ひみつ」に関連する単語をたくさん書き留めていた中で、「ひみつ」の事柄自体をテーマにするのではなく、「ひみつ」の存在によって影響しあう人間の本能を映像で表現できればと思い制作しました。難しかったですが、1分間の中で2つの物語を展開する構成にこだわりました。将来は映像に携わっていきたいです。


銅賞『実』
日本大学 芸術学部 映画学科 監督コース 3年 
河合 琉嘉(かわあい りゅうが)

【受賞コメント】
大学で3年間映像制作について学ぶ中で、人の心を動かす難しさを実感してきたので、このような賞をもらえて大きな自信になりました。見てもらう人にインパクトを残せるかを考え、小道具にもこだわりました。部屋の空間演出においてポスターを制作する際にAIを使用したのですが、人の力とAIの力のバランスを取りながら活用することが大切だと感じました。


銅賞『「秘密葬礼サービス」』
日本大学 芸術学部 映画学科 監督コース 3年 
林 瑠奈(はやし るな)

【受賞コメント】
このような素敵な賞をいただけて本当に嬉しいです、ありがとうございます。「墓場まで持っていく」という言葉をもとに、今持っている秘密をすぐに墓場まで持っていくことができたらと思ったことから着想を得ました。映像を60秒に収めるのは大変でしたが、ファーストカットとラストカットはかなりこだわったので注目してほしいです。


審査員特別賞『 ジーンズ』
日本大学 芸術学部 映画学科 監督コース 2年
並河 和(なみかわ のどか)

【受賞コメント】
ジーンズは使うほど味が出てくるということに対して、実際に食べてみたらどうだろう、食べている人に遭遇する人がいたらどう思うのだろう、と気になっていたことを着想に制作しました。今まで縦型動画は撮ったことがなかったのですが、上下の空間を活かすなど縦型だからこその画が撮れたと思います。ギリギリまでストーリーを悩んでいるうちに撮影日が迫ってきて、予定していた日が雨予報だったので自然の雨を利用して撮影しました。


※敬称略、2025年3月18日現在。
※受賞作品のほか、ファイナリスト(優秀作品)はアワード公式サイトでご覧いただけます。https://tyo-gama.jp/

上記受賞者には賞金が贈呈され、さらに副賞として宣伝会議発行の月刊「ブレーン」誌上にて掲載されます。また金賞・銀賞作品はショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2025でも公開予定です。

【左】左から審査員の佐藤渉(TYO)、金賞受賞の奥村百絵さん 【右】表彰式の様子

TYO学生ムービーアワードについて

本アワードは、テレビCM、オンライン動画などを中心とした多様なコンテンツ制作の実績ノウハウをもち、CM、映画などの映像ディレクターを数多く生み出してきたTYOが、次世代の才能の発掘と育成、さらには、映像業界全体の発展に寄与していきたいという思いから開催している学生向けショートフィルムコンテストです。
TYO学生ムービーアワード公式サイト

TYO会社概要

TYOは広告映像を中心としたコミュニケーションコンテンツの戦略立案・企画・制作を手掛けるプロデュースカンパニーです。テレビCM・オンライン動画等の年間制作本数は1,000本以上。総社員数約300名、85名ものプロデューサーが在籍しており、国内映像プロダクション業界でもトップクラスの規模を誇ります。【最高の制作チームで、領域を超え、心を動かし、「伝わる」ものを作りつづける。】をMissionに掲げ、多様な価値観が共存できる社会を目指し、今日も誰かの心を動かすものを作りつづけています。

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【本件に関するお問い合わせ先】
TYO学生ムービーアワード 運営事務局 info@tyo-gama.jp
またはContactフォームよりお問い合わせください。

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