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2024.10.18

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Third

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TYO、世界の潜在観光客向けの新たな映像コンテンツシリーズ「Another Side of Japan」を発表。「ツーリズムEXPOジャパン2024」で語ったメンバーの思い

TYOは、日本の地方の知られざる魅力を世界に発信する新たな映像コンテンツシリーズ「Another Side of Japan」を発表しました。このシリーズは、観光客が都市部に集中する「オーバーツーリズム」問題への解決策として、地方の文化や景観、自然、食などの魅力を取り上げ、インバウンド市場における地方分散を目指しています。共創プロデュースチーム「Third」が手がける本プロジェクトでは、プロフェッショナルによる高品質の映像を通じて、まだあまり光が当たっていない観光資源の魅力を最大限に引き出します。「ツーリズムEXPOジャパン2024」にも出展。Thirdのメンバーに話を聞きました。

TYOは日本の地方固有の観光資源の魅力を映像で表現し、動画プラットフォームやSNSを通じて世界の潜在観光客に届ける映像コンテンツシリーズ「Another Side of Japan(アナザー・サイド・オブ・ジャパン)」を2024年9月に立ち上げました。→https://asj.tyo.co.jp/

「Another Side of Japan」は、まだ世界に広く知られていない日本の地方に焦点を当て、その魅力をTYOが映像コンテンツとして制作します。観光客が都市部に集中する「オーバーツーリズム」の解決策として、またサステイナブルな観光地としての地方の魅力を提案し、インバウンドツーリストの分散化を目指しています。

共創プロデュースチーム「Third」による新プロジェクト

手がけるのはTYO内の共創プロデュースチーム「Third」。Thirdはクライアントや社会の課題に向き合い、人々の心を動かし、行動変容を促し、社会やビジネスに変化をもたらすような事業創造や価値創造を目指しています。

かねてより地域と連携し、多くの企業や商品、サービスの魅力を映像をはじめとしたクリエイティブコンテンツでプロデュースしてきた経験を活かし、地方にある観光資源の真の価値を映像を通じて引き出そうと、本プロジェクトを立ち上げました。

「Another Side of Japan」では、アウトプットのプロであるプロデューサーたちが、様々な経験を重ねる中で培ったノウハウを生かして、地方固有の文化や景観、産業などのストーリーを心に響くコンテンツとして企画・制作。高度なストーリーテリングとクオリティで、日本の新たな観光スタイルとして国内外の旅行者に訴えていきます。

第一弾の舞台は福井県。「越前打刃物」を体験

シリーズの本格開始に先駆けて公開したのは、福井県越前市で撮影したパイロット版の映像です。

あるアメリカ人旅行者が、福井の伝統ある「越前打刃物」づくりを体験したり、古い民家を改装した宿で囲炉裏を囲んだりといった唯一無二の体験をした感動を、美しい自然と共に多彩なカットで描きました。
 
第二弾、第三弾も北陸が舞台。近日公開予定です。

企業や自治体向けのコラボレーションメニューも提供

「Another Side of Japan」はインバウンドツーリストを対象にしたマーケティングサービスでもあり、地域の魅力を映像で効果的に伝えることで、観光誘客の促進や地域ブランドの強化にも貢献していきます。

自治体や企業に向けたサービスプランとして、地域の魅力をコラボレーションで深堀りする「タイアップ」や、商品やサービスを映像内で扱う「プロダクトプレイスメント」などの多様なニーズに対応したサービスも提供していきます。

旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2024」に出展

TYOは9月に東京ビッグサイトで開催された、日本全国の観光地・自治体・関連企業が集結する旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2024」の「トラベルソリューション展」にブース出展し、「Another Side of Japan」をはじめとした映像ソリューションを発表しました。

TYOブースでは、「Another Side of Japan」の映像コンテンツを大画面で披露したほか、これまでに制作した地方創生やツーリズム関連プロジェクトの映像も合わせて公開。これまでの取り組みやビジョンをまとめたパンフレットもご用意し、ハイエンドなコンテンツの可能性を提案しました。

ハイクオリティな映像美やこれまでの多様な取り組みが、国内外のトラベル関連事業者や地方自治体の担当者らの目を引いていました。

ThirdメンバーはTYOの40年以上にわたる広告映像制作の実績や、地域と連携したクリエイティブコンテンツのプロデュース力についてブースで説明。出展者や来場者と交流を深めていました。

エキスポ会場で「Another Side of Japan」の立ち上げや映像制作、運営に携わるThirdメンバーに話を聞きました。

プロによる高品質かつ深みのある映像で、日本の魅力を世界へ

Business Producer 小川 祐紀

サステナブルツーリズムに寄与するため、TYOの実績とケイパビリティを鑑みて、これから発展が望める映像コンテンツのプラットフォームとして「Another Side of Japan」を立ち上げました。

SNSはこれまで瞬発力のある短尺動画が席巻してきましたが、TYOのプロフェッショナルによるハイクオリティかつ深みのある映像を通じて、地域の事業者や自治体の皆様と一緒に、日本の魅力を世界に打ち出していきます。

日本の地域の魅力に共感する人が集まるメディア的なプラットフォームとして、各SNSのアカウントを育てていきます。

ビジネスとしては、地方の自治体や企業などとの「タイアップ」や、コンテンツの中に商品やサービスを取り込み、より自然に生活者に訴求する「プロダクトプレイスメント」などの メニューをご用意しています。旅やインバウンド関連の商品やサービスだけでなく、あらゆる日本の地域のモノやコトを、プロによる高品質なコンテンツを通じて、世界の人々に伝えることができます。

自社でアカウントを運営することで、各チャネルやコンテンツごとのデータが蓄積していきます。データを活用し視聴傾向を分析、考察することで、コンテンツのブラッシュアップや新たなビジネス戦略にもつながると考えています。

今後は、TYOが提供する他の映像ソリューションとの掛け合わせも進めていきます。

国境を越える「クラフトマンシップ」にフォーカス

Producer 伊藤 嵩

「Another Side of Japan」をTYOの新規事業として始動させるということで、昨年の秋ごろから動き始め、まずは北陸に着目してリサーチを進めていきました。私たちも同じ日本に暮らしながら知らないことばかりで、足を運ぶたびに地域の新たな魅力を発見していきました。

第一弾のテーマには、700年もの歴史があり、手研ぎで鍛造しているにも関わらず薄くて軽く、切れ味が良い「越前打刃物」をメイド・イン・ジャパンのクラフトマンシップを象徴する技術として選びました。制作チームを組み、コンセプトや演出について決めて、撮影・制作を開始しました。

越前打刃物の工房にロケハンに訪れると、すでに海外の料理人などがその技術を求めて大勢訪れていると聞き、ものづくりの魅力は国境を越えていくのだと実感しました。

長年、テレビCMなど「伝わるもの」を作り続けてきたプロデューサー陣による映像を一人でも多くの方にご覧いただき、日本の地域の魅力に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

高品質の映像による手応えを実感。「映画クオリティ」で制作中

Producer 石松 剛

これまでにThirdとして手がけた地域のプロジェクトのなかには、手応えのある実績も生まれてきています。

世界遺産である京都最古の「賀茂別雷神社(上賀茂神社)」のブランディングプロジェクトでは、神社の魅力を伝える映像を多数企画・制作し、神社のアカウントで配信してきたのですが、広告を回すことなく、各公開映像の合計で200万以上の再生回数を記録しています。

https://www.instagram.com/reel/C5-HlR2PptN/?utm_source=ig_web_copy_link


「Another Side of Japan」でも、映像の力で地域の知られざる魅力を広くお伝えしていきます。出来上がりから逆算しながら、演出家や日本文化に明るい専門家を交え、映画を撮るレベルの制作スタッフをアサインし、機材はグループで所持しているシネマカメラを使用。色調整もグループ会社の協力を得て制作し、他のSNSコンテンツにはないクオリティになっています。

第一弾の映像では外国からの訪問客を主役として中心に置きながらも、その人の旅日記になりすぎず、テーマ自体の魅力や旅の味わいを表現しました。

SNSでは冒頭の数秒で引きを作ってバイラルさせる短尺の動画があふれていますが、そういった動画とは一線を画した、1本数分程度の尺の見応えのある映像、また音を消して見た場合でも見応えのある映像を目指しています。

Project Maneger 中丸 涼晴

Another Side of Japanのサービスサイトの立ち上げやSNS広告の運用、そして今回のツーリズムEXPOジャパン出展の進行を担当しました。

改めて「TYOらしさ」と向き合いながら展示ブースの設計や準備にあたってきましたが、当日を迎えてみて、確かな実績をもって魅力的な映像を発信する会社であることを多くの人にアピールすることができたのではないかと実感しています。

今後もTYOとしてAnother Side of Japanを発信する意義を考えながら、旅行者と自治体の両方に目を向けたプロモーションに尽力していきたいと思います。

地域住民にも「いいね」と言われる取り組みを目指して

Junior Business Producer  竹下 葵

SNSでは個人のインフルエンサーが様々なコンテンツを配信していますが、「Another Side of Japan」は、TYOならではのハイクオリティで日本の地方の隠れた魅力をアピールできるのが魅力です。

宮崎県出身で、普段は企業や自治体と向き合っています。地方創生ビジネスに携わることができるとのことで、自分のバックグラウンドも活かしながら地域に価値をもたらすことができる事業だとワクワクしています。

TYOの映像の質については普段からお客さまに高く評価していただいているので「Another Side of Japan」についてもご関心をお持ちいただき、地元企業や自治体の皆様とのタイアップやコラボレーションも進めていきたいです。

世界の多くの方にご覧いただき、フォロワー数や再生数などの結果も出て、地域経済が潤い、地域住民の方にも「いいね」と言っていただけるような取り組みを目指します。

47都道府県を旅して気づいた、日本の地域の魅力

Product Growth Manager 羅 耘瑶

私自身旅が好きで、日本国内は47都道府県すべてを、海外は38の国と地域を旅した経験があります。前職はオンラインの旅行会社でした。

日本の皆様にとってはなじみのある地域でも、海外の皆様にとっては知らない魅力がたくさんあることを実感しています。「Another Side of Japan」は将来性のある新規事業だと思います。


これまでのSNS運用の経験を活かし、海外の皆様に日本の良いところを発見してもらえるよう、映像コンテンツをどんどん世界に拡散させていきます。

SNSの反響を踏まえて、制作チームにもフィードバックや提案をしながら、プロジェクトを盛り上げていきたいです。

TYOは今後も、映像を通じて日本の観光地や文化を世界へ広める活動を続けてまいります。

「Another Side of Japan」ビジネスパートナー向けページ

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