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2022.12.26

Recruit

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複数スキルよりも、ひとつの特徴。プロデューサーは個性がそのまま強みになる仕事です

TYOが2021年に新しくスタートした、共創プロデュースチーム「Third」。従来の広告映像案件にとらわれず、前例のないクリエイティブ制作に力を入れる部署だ。現在Thirdにてプロデューサーとして活躍する伊藤に、仕事に対する想いや考えを聞いた。

Profile
伊藤 嵩 2012年、新卒入社。
新規事業開発部「Third」のプロデューサー。アシスタント、メインPM(プロダクションマネージャー)、チーフPMを経たのち子会社のゼオに出向。2019年よりプロデューサーとして従事。

プロデューサーはプロジェクトのリーダー。

プロダクションに仕事が入ってくるためには、当たり前だが仕事の「受注」が必要だ。広告会社(代理店)や事業会社など、「この会社に制作をお願いしたい」、ひいては「この人と一緒に仕事がしたい」と思われることで、制作会社には仕事が入ってくる。そしてそのときに重要な役割を果たすのが、プロデューサーという職業である。

「僕たちプロデューサーは、会社のために仕事を取ってくるという営業的な役割、そして、受注した案件のプロジェクト責任者として、スケジュール、予算、クオリティ、リスクなどの管理をします。もちろん進行も見るのですが、細かな段取りはPMに任せ、俯瞰的に全体の判断をすることが多いですね」

伊藤は2012年に新卒で入社して、アシスタント、メインPM、チーフPMを経てプロデューサーになった。プロデューサーとしては4年目だが、この仕事の醍醐味についてどう思っているのだろうか。

「プロデューサーは、自分の経験や築いてきた関係性を活かし、人を巻き込んで協業して事業を設計していく職業。誰とどう組んで何をするかが、本当に無限な仕事なんです。限定的じゃない、なんでもできるというところがやりがいです。あとは、感謝されるとやっぱりうれしいですね」

それまでの経験を集結させ、ゼロから価値を生み出していく──。だからこそ、ある程度年次が高くないとできない仕事なのである。

人を巻き込む仕事は、大学時代から好きだった

まったくのゼロベースから、チームをつくる仕事。伊藤はいつからそういったことが好きになったのだろうか? 聞いてみると、彼の原体験となる大学時代のエピソードについて話してくれた。

「大学で僕が所属していたのがとても小さい学部で、毎年、次の新入生の入学式を一つ上の学年が作っていたんです。僕はその担当をして、そこでいろんな人を巻き込むことのおもしろさを知りました。入学式では映像を作って流したのですが、それを見て泣いている新入生がいて。映像という表現のすばらしさも、人を巻き込むことのおもしろさも、そのときに気づきましたね」

その想いは社会人になってからも枯れることなく、現在もさまざまな映像案件に挑戦している。特に伊藤が所属しているThirdというチームは、既存の広告案件にとらわれないさまざまな案件にトライする刺激的な部署だ。

「TYOは、最近は広告会社を通した仕事だけではなく、HPに直接問い合わせがきたり、映像以外の仕事も相談されたりします。そういう仕事を担当するのもThirdの役割。幅広く、プロダクションの可能性を模索している部署です」

人を巻き込み、あたらしいことに挑戦していく──。Thirdのプロデューサーというポジションは、伊藤のリーダーシップと信頼があってこそ任されている。

責任感を持って、仕事を仕事へとつなげていく

プロデューサーとして必要なスキルについて聞いてみると、「ずっと考えていたんですけど、プロデューサーに必ず必要なスキルなんてないと思うんです」という答えが返ってきた。いったい、どういう意味なのだろう?

「プロデューサーって、その人の特徴がなんでも強みになる仕事だと思っています。映像の知識とか人脈とか、そういうものはもちろんあったらいいんですけど、そうじゃなくても、諦めない執着心とか、人を笑わせる能力だったり、語学力や美味しいスイーツをいっぱい知ってるとか、人をなぜか惹きつける力があるとか、なんだっていい。その人の個性や魅力がなんでもプラスに働く仕事なので、これといって“絶対に必要”というスキルはないと思います」

結局は、仕事が入ってくる理由は「人」だ。人と人に相性があるように、プロデューサーにも個性があっていい。

その中で、伊藤が個人的に大切にしているのは「責任を持ってやりきる力」だという。この仕事には、同じ案件が二度とこない。だからこそ、ひとつひとつの案件に対し、逃げずにちゃんとコミットする。「それが、仕事をもらっている人にも、仕事をお願いする人に対しても誠意だと思う」と伊藤は続けた。

「僕は、仕事を仕事につなげていくスタイルのプロデューサーだと思っています。一つひとつの進行やアウトプットで成果を出して、お願いしてよかった、次も頼もうと思ってもらいたい」

その上で、「もっと“色”をつけていきたい」と話す。「この仕事だったら、伊藤に頼もう」という名刺仕事をどんどん作ることが、彼の次なる目標だ。

入社するまではMacにすら触ったことがなかった

大学時代に原体験があってTYOを選んだという伊藤だが、実際に入社して10年ほどが経ち、この会社についてどう感じているのだろうか。

「ひとつの会社で働き続ける理由を考えたときに、仕事内容よりも“人”が大切だと思っていて。案件や会社の状況は刻々と変わっていく中で、変わらないものって人だと思うんですよ。TYOは、とにかく人がすごくいい。仕事的に大変なときはあるんですけど、いつでも気軽に相談できる、信頼できる仲間がいるのは本当にいいところですね」

社内の人に救われている──。そんなTYOの「中の人」に将来なるかもしれない現在の就活生へのメッセージを最後に聞いた。

「僕は学生時代、映像制作に興味はあったものの、実は入社するまでMacにも触ったことがなかったんです。それでも入社してからいろんなことを勉強したり吸収したりしてなんとかやってこられたので、この仕事にチャレンジしてみたい人がいたら、迷わずぜひエントリーしてほしいと思います」

映像に興味がある人もない人も、ゼロから価値を生み出すたのしさに興味がある人は、ぜひ応募してみてはいかがだろうか。

(取材・執筆 あかしゆか

伊藤 嵩の実績ページはこちら

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